単なるの試着のことだと
思われている人は多いようです。
写真のWさんもそんな中の
おひとりだったようです。
例えば次の写真。一見普通に見えますが
正しいメガネのフィッティング
という観点では正しく合っていません。
正しいフィッティングのすべてを
ここで紹介するのは無理なので
今回はフロント部分の調整について
簡単にご紹介します。
正しいフィッティングでは
目とレンズのポジショニングは
どうあるべきか?
眼鏡フィッター目線で確認します。
我々の自然な視線は
無限遠方の水平方向よりも
やや下の方向を見ています。
視線とレンズの光軸を
一致させるためには
レンズ面の前傾が必要です。
(横田流フィッティング術・テクニックブックより)
すらっと背が高く姿勢がいいWさんは
デスクワークが多いため
メガネのフロント前傾が10度は
必要だと判断しました。
Wさんは目の高さに対して耳介上部の位置は
やや低めなので、メガネのフロント前傾角は
更に深めにつけなければいけません。
フレームを傷めない様、改造した工具を使います。
(フレームを支える部分にヤスリで凹みを作っています。)
これを左手に持ってフレームを支えて
右手に持った工具を回転させて腕を曲げていきます。
そしてレンズと目の間の距離は
睫毛があたらないギリギリまで近くしました。
これで空間視の違和感を軽減し
最小限に抑える効果を狙います。
また、ノーズパットを適切な位置に
移動させることも重要です。
そしてレンズのカッティングでは
レンズ下縁の白い反射を抑えるよう
特別な配慮をします。
約マイナス9.00の強度近視でも
この角度からなら
この角度からなら
フェイスラインの崩れは
あまり目立ちません。
あまり目立ちません。
これらの技術については
強度近視女性のメガネでも
いかに美しく魅せるか?強度近視女性のメガネでも
強度の近視に感じさせないか?
長年それを研究してきた結果
得る事ができました。
Wさんからは今回の体験を
同じ悩みを持った女性たちに
少しでも知って頂きたいと
是非ブログで取り上げてほしいと
ご要望頂いたのでご紹介しました。
Wさん本当にありがとうございました。
Wさんからは以下のご意見を頂きました。
こちらです↓
http://ameblo.jp/glassfitter/entry-11321903440.html
http://ameblo.jp/glassfitter/entry-11339952860.html
こちらです↓
http://ameblo.jp/glassfitter/entry-11321903440.html
http://ameblo.jp/glassfitter/entry-11339952860.html
グラスフィッター徳永の仕事場は
こちらを ⇒ クリック。